どうも!現役トリマーの今ちゃんです!!
今回はお家に仔犬を迎えられて、これからの為にしっかりトイレを覚えさせたい!
って方に向けてトイレのしつけ方をご紹介したいと思います。
気をつけてもらいたいのは、ワンちゃんのトイレはトレーニングをして覚えさせないと
勝手に出来るようになるものじゃないんです!
お家に仔犬を迎えて、初めからトイレ出来てるって子はペットショップやブリーダーさんなど
元居たところで教えてくれているから出来ているだけで、何も教えてないのに
出来るって子は絶対いないので、出来ていない子はしっかりしつけてあげて下さいね!
トイレトレーニングの必要性
ワンちゃんのトイレトレーニングは人間と共に暮らしていくうえで
とても重要なしつけの一つですね。
生活している中で病院、美容室、幼稚園やドッグラン、
普通にお友達に預けるなど自宅以外で過ごすことも少なくありません。
お家で粗相をするのも困るのはもちろんですが、外出先で迷惑をかけてしまうことにも
なりかねないので、しっかりと子犬ちゃんの内にトイレは
決まった場所で出来るようになりましょう。
外でトイレする子もトレーニングはいる
現在ではワンちゃんを外飼いしている方も少なくなりましたが、中には外飼いをする方や
トイレは外でさせるという方もいると思います。
そういったお家のわんちゃんでもトイレトレーニングは必要なんです。
外でトイレをさせるということはお家トイレをするところではないと
教えなければいけないです。ただ万が一に今後、雨風が強いことや災害などで
外に出れないなどが起こった際に、トイレシーツでも出来ないと困る場面もあるので、
シーツでの排泄も出来るようにして置くことをお勧めします。
トイレトレーニングに準備しておくもの
1.ケージまたは、サークル
2.トイレシーツ(必要ならトレー)
3.おやつ
4.仕切られてなければ、サークルの仕切り
理想的なお部屋の場所
ワンちゃんのお部屋をどこに置くのかを迷う方もいらっしゃると思います。
お部屋を置く場所というのは重要で、ワンちゃんにとっても落ち着ける場所でないといけません。
なので、気をつけるポイントは
Point
1.極端に寒かったり暑かったりしない場所
2.人の目が届かない場所
3.部屋のど真ん中など明らかに落ち着かない場所
窓際など温度の変化が激しい場所だと体調を崩すこともあります。
人の目が届かない場所だと母犬もいない中で寂しい思いをします。
部屋の中央に部屋を置いたりするのは人でも落ち着かないですよね?
なので、壁際で窓から近くなく、人が良く行き交うようなリビングが理想的です。
お家の作りなどによってベストな場所を探すのも難しいかもしれませんが、
これらのポイントを参考に良い場所を見つけてあげて下さい!
しつけ始めるタイミング
トイレトレーニングのタイミングはお家に来たその日からすぐに始めてください!
まだ来たばかりで慣れていないからと後回しにされる方もいますが、
トイレの失敗を続けてしまうと「失敗慣れ」してしまいます。
人間でも同じ失敗を繰り返していると失敗に慣れてしまうとおもいますが、
ワンちゃんにも同じことが起こります。
Point
トイレトレーニングに大切なことは、
成功させること、失敗をさせないことです!
トイレのしつけ方
ここからは具体的なトイレにしつけ方をご紹介します。
まず、サークルを用意して出来ればトイレのスペースとお部屋のスペースが
仕切られている物を用意して下さい。もし仕切られていないものであれば、
真ん中で仕切りを作り生活スペースとの区別をしてあげて下さい。
仕切られているサークルの例としてリンクを貼っておきます。
1週目
初めはトイレシーツを全体に敷き詰めてトイレをしたらすぐに取り換えるようにしてください。
わんちゃんは元々キレイ好きな生き物なので、自分の生活スペースではしなくなっていきます。
Point
自分の臭いのするものを残すとそこをトイレと思うと紹介されていることも多いですが、この頃の仔犬はマーキングするわけでもないので、母犬の臭いならまだしも、汚れたシーツを残しておくと、逆に嫌がってしないことがあります。
シーツを変えた途端に排泄することがあると思いますが、それは変えてもらえるのを待っていたということですね。
そして、そのうちに7対3くらいの割合で、トイレ側でするようになってきます。
注意
1.犬が口にする水やご飯はトイレから一番離れた場所においてください。
2.ワンちゃんはふかふかな物に排泄する傾向があるので、
初めのうちはシーツの感触と似ていて間違えやすい、ベッドや毛布は入れないでください。
3.サークルから出したくても我慢して、出さないようにしてください。
2週目
慣れてきたら次は、してほしいトイレの場所でトイレが出来た時に、
大げさなくらいほめてあげて下さい。そしてサークルから出してあげておやつなどを
与えてしっかりと褒めて遊んであげて下さい。
注意
1.出す時間は10分程度にしてあまり長時間出すのはやめましょう。
大きくなるにつれて20分、30分と出す時間を長くしていきますが、
必ず決めた時間でサークルに戻しましょう。
2.褒める→サークルから出す→掃除する、の順番でしましょう。
先に掃除した後に褒めてもわんちゃんは何を褒められたのか分かりません。
3週目
そしてサークルの中で失敗することがなくなって来たら、次は少し時間を使って
サークルから出して遊んであげて下さい。この時ただ外に放すのではなく
サークルの扉を開けた状態で、その目の前で遊ぶようにしましょう。
初めは手の届く狭い範囲で遊ぶことで遊んでいる途中に排泄しだしても
すぐに中断させトイレに戻すことが出来ますし、ワンちゃん自身もすぐに戻ることが出来ます。
なので、遊んでいる時にもよおして、自分でトイレに行き排泄すれば、
今までと同じように大げさに褒めてあげて下さい。外で排泄し始めたら中断させ、
続きをトイレですれば、また出してあげて褒めて遊んでください。
しかし、そのまましないようなら、その時は遊びは終わりにしてこれを何日か続けます。
Point
途中で中断されると驚いてしまい、続きをし忘れる子もいますが、
この教え方なら続きをすれば出してもらえると覚えるので、
お腹に残っていればするようになります。
狭いスペースで出来るようになったら
狭いスペースで出来るようになっていたら、範囲を広げてこれを繰り返します。
1か月くらいになると排泄を一晩くらい我慢できるようになるので、
この時に排泄の言葉(例:トイレ、シーシー等)を教えていくと
命令すれば排泄出来るようになるので、将来とても役に立ちます。
成功させるコツ
とにかく怒らないことが一番です。怒ってしまうことで、恐怖で見ている場でしなくなる子も
いれば、「飼い主がリアクションしてくれた!」「構ってくれた!」と捉える子もいるので、
粗相しても怒らず冷静に片づけて、構わないのが一番です。
そして、褒める時はしっかり大げさにリアクションしてあげます。
何事もメリハリが大切ですね!
失敗が続いてしまう原因と対策
失敗が続いてしまう時は、犬の排泄タイミングの記録を取ると良いです!
来ぬは30分~1時間置きに、少し大きくなると2~4時間頻度でおしっこをします。
そしてタイミングは寝起きや食後、遊んだ後などが多いです。
これらを目安に把握すると失敗を防ぎやすくなります。
そして、犬のベッドや毛布もそうですが、お家のカーペットやバスマット等も、
シーツと間違えやすい物なので、出来るだけ置かないように気をつけましょう。