トリミングの頻度はどれくらいがベスト?

トリミング

キュアペット

どうも!現役トリマーの今ちゃんです!!

 

今回はわんちゃんのトリミングの頻度はどれくらいがベストなのかなど、ワンちゃんを飼ったけどどれくらいのペースで美容に行けばいいの?、いつも毛がもつれちゃうからもっと頻繁に行った方がいいのかな?など色んな方が疑問に思うことなので、そこについて詳しく話していきます!

 

犬を飼い始めたばかりで

どうすれば良いのかわからない!

 

いつも毛がもつれて短くしないといけなくなる!

 

そんな悩みにお答えします!

トリミングの頻度

カットの必要な小型犬

まず、カットの必要な小型犬の種類はこのような犬種になります。

カットが必要な犬種の例
トイプードル・シュナウザー・シーズー・マルチーズ・ヨークシャテリア・ビションフリーゼ・コッカースパニエル・ウェスティなど

これらの犬種のトリミング頻度は最低でも、月に1度です!

この月に1度のペースよりもスパンが長くなると色々な問題が起こるようになってきます。

そして、一番おすすめの理想的なトリミング頻度は、2週間ごとにシャンプーカットとシャンプーのみを交互に行うことです。

カット自体は2週間に一度せずとも、シャンプーをして清潔に保つのは2週間に一度くらいはすることをお勧めします!

ただし、お肌の悪い子や怪我をしているわんちゃん、体質や毛質的に頻繁なトリミングが合わない子は頻度を控えて下さい。あくまでこれを目安にして、その子に合っているかどうかはプロのトリマーさんと相談してください。

カットの必要ない小型犬

次に特別カットが必要ない小型犬の種類がこちらです。

カットの必要ない犬種の例
チワワ・ダックスフンド・ポメラニアン・パピヨン・パグ・ミニチュアピンシャーなど

これらの犬種のトリミング頻度も、最低月に1度です。

基本的にカットするしないにかかわらず、最低ラインは月1です。そして、カットの必要ないワンちゃんに関してもなにも問題なければ、2週間に一度のシャンプーをお勧めします。

ただし、カットが必要な犬ほどは、2週間に一度ペースは重要ではありません。なので同じくお肌の悪い子や怪我をしているわんちゃん、体質や毛質的に頻繁なトリミングが合わない子は頻度を控え、その子に合っているかどうかはプロのトリマーさんと相談してください。

月1トリミングの理由

健康管理

最低でも月に一度のトリミングをするのにはいろいろな理由があります。

まず1つめが、定期的なトリミングに行くことで健康管理が出来ます。トリミングというのは単にきれいにするだけでなく、定期健診の意味もありトリマーさんはワンちゃんを綺麗にしながら全身をくまなくチェックしています。プロのトリマーだからこそ、一般の飼い主様では気づけない体の異常などに気づいてあげられることもあります。

なので、月に1度はトリミングに行きワンちゃんの普段の様子を見せるようにしてください。トリマーさんも定期的に見ていないと普段の様子が分からないので、異変に気づきにくくなってしまいます。

病気予防

2つめは清潔に保つことで病気予防をすることです。トイプードルなどのカットをする犬は毛が伸びると絡まりもつれます。そして、もつれてしまうとお肌の通気性が悪くなり、皮膚疾患などを起こす原因になります。

チワワなどカットが必要ない犬でも、伸びない代わりに抜け毛がでます。しかし抜け毛がちゃんと抜け落ちずにお肌に残っているとそれが絡まり、プードルなどと同じようにもつれることもあります。トリミングをすることで、抜け毛をしっかり取り除き清潔に保つことが大切です。

その他、パグなど短毛のワンちゃんは毛が絡まることはありませんが、臭いが出やすく短毛な分お肌が悪くなりやすい子も多いので、同じく清潔に保ってあげて下さい。

 

清潔にしていないと、お肌以外にも悪くなることはたくさんあります。

例えば、不潔にしていると耳が汚れて中耳炎外耳炎耳ダニなど耳の異常もでますし、カットしないで目に毛が入ったりして目を傷つけてしまうこともあります。ワンちゃんが健康に過ごすためにトリミングは必要なことなのです。

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悪い事例

丸刈りになる

定期的なトリミングをしていないと起こる悪い事もあります。特にカットをするトイプードル系を飼っている飼い主さんが第一にショックになることが、ツルツルの丸刈りになることです。

私が実際に働いている中で、3~4ヶ月おきにしか来ない、下手をすると半年おきにしか来ないという方もいました。その間何もお手入れしない方や逆に自分でやろうとした方もいましたが、どちらにせよとてもひどい状態になって来る子ばかりでした。

しかし、そういう飼い主様に限って「毛を長く残してほしい」、「モコモコの可愛いカットにしてほしい」と言ってきます。ですが・・・・正直言って無理です!!

いくらトリマーでもガチガチに絡まった毛をとくのは犬を虐待しているに近いことになるので、絶対にしません!少しは長めに残してあげる技術はあっても、ガチガチにもつれている子を、普段ちゃんとトリミングしているモコモコの子達と同じようには出来ないので、基本はリセットする意味でツルツルにします。

まず、そんなひどい状態になるまで放置される子の毛を長く残したら、次来る時にはもっと悲惨なことになります。そういう飼い主様は一度、ひどい状態でも毛を残してもらえるんだ、と思うとまた何か月もトリミングしないので、もしも長く残せたとしても犬の為に絶対に長く残したりしません。

お肌がボロボロになる

もう一つ私が見てきて多いのが、ちゃんと定期的に連れてきてもらえていないワンちゃんは、お肌が悪い子がとても多いです。単にお肌が悪いと言っても色んな状態があります。

お肌が赤い、乾燥してカサカサしている、逆に脂でベタベタ、毛が抜け落ちて剥げている、掻き毟って傷になりカサブタだらけになっているなどなど本当に痛々しい子も中にはいます。

そこまで見た目でひどく見えていない子もそれなりにお肌はひどい状態な子が多いです。

まとめ

今回はトリミングの頻度はどれくらいがベストかについて話しました!

月に1度や2週間に一度トリミングが必要な理由というのが、しっかりあるのでわんちゃんの健康と幸せのために、飼っている飼い主様はきちんと連れて行ってあげてほしいです!

それが、犬を飼う上での義務でもあると思います。

しかし、この定期的な期間も犬の年齢、お肌や毛の状態、生活環境などに合わせる必要があるので、目安にして実際その子に合っているかは、トリマーさんと相談してください。

 

そして、トリミングに定期的に出すのもお金がかかり大変だという方もいらっしゃると思います。だから家で洗おうとか、臭いが気になるから2週間どころかもっと頻繁に洗いたいから、家で洗おうとかって方に次回は、犬の洗い過ぎは危険?!について話したいと思います。

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