犬種別に用途紹介!犬用ブラシの種類は何がある?

道具

キュアペット

どうも!現役トリマーの今ちゃんです!!

 

皆さん、犬用ブラシにもいろんな種類があるってご存知ですか?

自分の家の犬をブラッシングしたいと思った時に、

「どんなブラシを使ったらいいのか分からない!」ってなると思います!

 

今回はそんな疑問にお答えします!

 

ブラシの種類

 

ブラシは大きく分けてこちらの5つの種類があります。

Point

・スリッカーブラシ

・ラバーブラシ

・ピンブラシ

・獣毛ブラシ

・抜け毛ブラシ

ただ、同じ種類のブラシでも使い方によっての形状の違いなどもあるので、それによっても多少変わってきますが、今回はその中で大まかに分類した種類での説明をしていきます。

 

スリッカーブラシ

 

ソフトタイプ


取っ手の付いたT字型のブラシで、ブラシの表面はくの字に曲がったピンが沢山ついていて、それで毛をほぐすことが出来ます。
このブラシは毛をとかして、もつれや毛玉を取り除くためのものでブラシの中で最も多用するブラシです。
プロトリマーも、もつれときやドライヤーで乾かす際に使っています。
使用する主な犬種
トイプードル・シュナウザー・コッカースパニエル・ビションフリーゼ・チワワ・ダックス・ポメラニアン・シーズー・マルチーズなど
基本的には全犬種に使えますが、短毛のワンちゃんの場合お肌を傷つける可能性があるので注意してください。

ピンガード付き

中にはピンの先にゴム製のガードが付いているものもあるので、
初めてブラッシングする人はこちらの方が安全なのでお勧めします。

ハードタイプ


そしてスリッカーブラシにはソフトタイプハードタイプがあります。
先ほど紹介したのがソフトタイプでこれがハードタイプです。
先のピンが硬くソフトタイプよりももつれに、よりアプローチできます。
しかし、硬い分使い慣れていないとお肌を傷つける可能性があるので初心者の方にはお勧めしません。
【レガリエ】国産×グレインフリードッグフード

ラバーブラシ


色々な形があり、四角いのもあればグローブのように手にはめて使えるものもあります。
全体がゴムで出来ていて、表面は柔らかい棘状になっており、
主に短毛種の犬の抜け毛を抜くのに向いています。
使用する主な犬種
チワワ・ダックス・柴犬・コーギー・パグなど
短毛種の細かい抜け毛にしっかり引っかかって
無駄な抜け毛を処理してくれるので、このようなわんちゃんには最適です。
注意としては、柔らかいと言ってもあまり強く擦ると
お肌を傷つけるので力の加減はしてあげて下さい。

ピンブラシ

 

形状は人間のブラシに似ていて、ブラシの表面が複数の硬い真っすぐなピンになっており、
ピンの先は丸く痛くないようになっています。
このブラシは主に長毛の犬の毛(フルコートの犬)をとかすのに向いています。
使用する主な犬種
マルチーズ・シーズー・ヨークシャテリアなど
ご家庭のペット犬でフルコートにしているワンちゃんは少ないので、
あまり使うことのない種類のブラシになるかもしれません。

獣毛ブラシ

 


このブラシはもつれをといたり抜け毛を抜くようなブラシとは違い、
短毛の犬の毛並みを整えることを目的としたものです。
使用する主な犬種
チワワ(スムース)・ダックス(スムース)・コーギー・ビーグルなど
ですので、ご家庭のお手入れではそこまで必要のないブラシかもしれませんが、
今よりもっと綺麗な毛並みにお手入れしたい方の為にご紹介しておきます。

抜け毛ブラシ



これは抜け毛を抜くことを目的に作られたブラシなので、

抜け毛の抜ける犬種なら短毛・長毛に関わらず犬種に合ったものがあります。

代表的な抜け毛ブラシがファーミネーターフーリーなどになります。

 

 

使用する主な犬種
チワワ・ダックス・ポメラニアン・パピヨン・コリー・柴・コーギー・ビーグル・パグ・ラブラドールなど

 

ただし、注意しなければいけないのが抜け毛を抜くのに一生懸命過ぎて

同じところにこのブラシをずっとかけているとハゲてしまいます!

 

初めは気持ちいいくらい抜け毛が取れるのですが、

続け過ぎると抜け毛以外の毛までちぎってしまう結果になるので

程よいところを見極めてあげて下さいね!

獣医さんのサプリ